CEO比嘉一雄よりHigatrecについて

Higtrec(ヒガトレック)は私自身が東京大学大学院石井直方教授の下で学び、身に着けた筋肉の成長に関する理論を反映させています。その一つは「エキセントリックのほうが、コンセントリックより筋肉に対する刺激が大きい」です。

筋肉は、バーベルを持ち上げる時より下げる時の方がより大きな力を発揮することができます。つまりもし持ち上げられる最大重量が100㎏だとしたら、下げる時に耐えられる重量は120 ㎏、130㎏あるということです。
筋肉は最大の負荷をかける方が早く成長します。そして物理的なウェイトでは当然このような現象を起こすことはできません。この現象を電子制御されたモーターによって機械的にウェイトを発生させることで実現したのがHigatrecです。Higatrecはさらにこのアプローチを一歩進めることで「コンセントリックもエキセントリックも必ず100%を発揮させる」メカニズムとプログラムを実装しています。その結果、飛躍的に効率の高い筋トレが可能になったのです。

  コンセントリック(concentric)とは短縮性筋収縮を意味する。重量を持ち上げる動作のこと
  エキセントリック(eccentric)とは伸張性筋収縮を意味する。重量を下げる動作のこと


Ref;
Neuromuscular Adaptations to Work-matched Maximal Eccentric versus Concentric Training Maeo et al. 2018

もう一つ、Higatrecは私がトレーナーとして活動する中で長い間感じてきている課題を解決しています。
それは「トレーニングデータの蓄積」です。Higatrecはそれ自身がIot化されたマシンです。自分が実施したトレーニングデータはすべて蓄積され、スマホアプリで確認することができます。これにより1回のトレーニングにおける1セットや1レップごとの出力に始まり、過去の自分のトレーニングデータとの比較、将来的にはほかの人との比較もできるようになります。とにかくトレーニングデータの入力が一切不要という点は本当に便利です。

さらに付け加えると、Higatrecはプレートが不要になったことでアシスト要らずのトレーニングマシンになりました。これによりさらに2点の大きなメリットが生まれました。

  1. 1人でも100%を発揮するトレーニングが可能になった。
  2. これまでのウェイトトレーニングマシンと比較して安全性が高まった。

筋力トレーニングの効率をここまで高めると同時にこれまでの課題をいくつも同時に解決することができたという点で、Higatrecは「画期的なトレーニングマシン」と呼べると思います。

比嘉一雄プロフィール
福岡県出身。福岡県立東筑高等学校(ラグビー部)を経て、早稲田大学スポーツ科学部スポーツ医科学科に進学。
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系身体運動科学に進学。
筋生理学の世界的権威であるの石井直方研究室に在籍。
「研究」と「現場」のハイブリッドトレーナーとして活動。世界的指揮者、佐渡裕の15kg減のからだづくりをサポート。をはじめ数多くのボディメイクをサポートしてきた。
パーソナルトレーナー業のかたわら、雑誌での連載、著書も執筆。セミナーやフィットネスジムや商品の監修なども行っている。