Higatrecのウェイトトレーニングマシンとしての優位性を解説 2

2019.12.25

Higarec(ヒガトレック)は完全電子制御のウェイトトレーニングマシンです。私、比嘉一雄が最大の効率を得ることを目指して開発した完全電子制御式の全く新しいウェイトトレーニングマシンです。完全電子制御であることがどれほどまで筋トレの効率をアップさせることができるかを解説します。

ヒガトレックは独自の電子制御による機械式負荷発生システム(HELS:Higatrec Electric Loading System)を備えています。コンピュータープログラムにより非常に緻密なウェイトコントロールを可能にするシステムです。このシステムが効率的な筋肉の成長に大きく貢献します。具体的にどのようなアドバンテージがあるのか解説していきましょう。

1.コンセントリックとエキセントリック

筋トレに親しんでいる方であればよく聞く用語です。
用語解説的に言うと
・コンセントリック(concentric)とは短縮性筋収縮を意味する。重量を持ち上げる動作のこと
・エキセントリック(eccentric)とは伸張性筋収縮を意味する。重量を下げる動作のこと
となります。非常に簡単に言うと、バーベルを持ち上げる動作がコンセントリック、ゆっくり下げる動作がエキセントリックです。そして重要なポイントは、人間の筋肉はエキセントリックの方が大きな出力を発揮できるということです。

100㎏のウェイトは持ち上げる時も下げる時も常時100㎏の負荷です。しかしながらもしあなたが100㎏を持ち上げることができるとしたら、下げる動作はもっと重くても耐えられるのです。筋肉はできるだけ大きな負荷をかける方が早く成長します。常時100㎏のウエイトを上げ下げするトレーニングはその点で非効率です。ヒガトレックのプログラムでは、例えばベンチプレスであれば最大出力が100㎏ならエキセントリック時(バーを下げる時)には140㎏の負荷を発生させます。これに耐えながらゆっくりとボトムまでバーを下げます。強烈な負荷を筋肉に与えることができます。つまりそれだけ筋肉の成長を助長するということです。

concentric and eccentric

2.持ち上げる途中でも出力は変わる

もしあなたの最大出力が100㎏で、本当に100㎏のウェイトを設置したら、あなたはそのウェイトを持ち上げることができないでしょう。それはボトム位置とトップ位置とで発揮できる最大出力が異なるからです。ボトム位置では最大出力は発揮できません。ということは、反対にボトム位置で100㎏を持ち上げられることができるとしたらあなたの最大出力は100㎏を超えるものになります。その状態ではあなたは100%を発揮していません。つまり本当に効率的なワークアウトができているとは言えません。

power change

ここでもHigatrecのコンピュータープログラム制御による負荷発生システムが威力を発揮します。それは、ボトム位置とトップ位置とで負荷を変動させることです。上記に従うと、もしあなたの最大出力が100㎏の場合、ボトム位置では60㎏程度の負荷を発生させます。トップに近づくにつれ重くなり、最大出力を発揮できるポジションでは100㎏まで負荷を増大させます。
反対にバーを下げる時も同様です。1で、ベンチプレスにおいてはエキセントリック時(バーを下げる時)にはコンセントリック時(バーを上げる時)の140%の負荷を発生させると述べました。しかしならがこの140%も常時最大出力100㎏に対しての140%を提供しているわけではありません。エキセントリック時でもトップ位置とボトム位置とではあなたの最大出力は異なります。トップからボトムまで常時最大出力を出しながらつぶれることができなければやはり100%を発揮することはできません。重すぎてはボトム付近で耐えることができず、すっと力を抜いて自然落下させてしまいます。これではやはり100%にはなりません。そこでヒガトレックではエキセントリック時にもボトムに近づくにつれて140%という数値を下げていきます。
これも筋肉の特徴なのですが、それでもコンセントリック時よりは大きな出力を発揮することができるので、低下具合はより緩い比率となっています。

3.レップを重ねると最大出力は落ちてくる

あなたの最大出力はレップが進むに連れて低下します。1レップ目と5レップ目とでは疲労が蓄積するので発揮できる最大出力に大きく差が出るのは当然のことです。1レップ目に上げられる最大負荷が100㎏なら5レップ目には100㎏を上げることはできないでしょう。もし上げられるとしたらそれは1回目の100㎏は最大負荷ではなかったことになります。ということで、ここでも常時100㎏のプレートを使用してのウェイトトレーニングの非効率性が見られます。
ヒガトレックはこの点も見事に解決しています。レップごとに負荷を変動させているのです。1レップから5レップまで、負荷は少しずつ軽くなるようプログラム制御されています。この制御により、5レップであなたの100%を出し切ることができるセッションが可能になります。

Power dropping

以上Higatrecの出力制御とそれによる筋トレ効率のアップについて、主な3点について解説してきました。
実際にはトレーニングメニューによってコンテントリック/エキセントリック、ボトム/トップでの出力比率は異なるため、数値はより細かく設定され、出力は制御されます。このプログラムは固定ではなく、これからも改善を重ねながら「最大効率」を狙っていきます。